出版業界では書籍や雑誌など、数多くの商品を取り扱っています。そのため、自社の倉庫などにおける配送や管理の効率化を目的としてWMSを導入している企業も多くあります。このページではそんな出版業界におけるWMSの導入事例を紹介します。WMSを導入することによってどのような課題の解決につながったのかを調査しました。
株式会社講談社は、日本を代表する大手出版社として、書籍・雑誌・コミックなど多岐にわたる出版物の流通を担っています。1985年に稼働させた上福岡流通センターでは大規模な自動化設備を導入していましたが、市場環境の変化により、2010年1月に新拠点として桶川流通センターを稼働開始しました。
同社では、市場のシュリンクや多品種小ロット化、Web受発注の増加といった環境変化を受け、自動化設備から「ITと人」中心のオペレーションへと大きく方針転換。フレームワークス社のWMSパッケージ「iWMS G5」を導入し、ハンディ端末170台を活用した効率的なピッキング・検品体制を構築しました。これにより、出荷差異をPPMレベルに抑える高精度な在庫管理と、作業進捗状況のリアルタイム見える化を実現。朝6時締めで当日出荷を可能にし、リードタイムの短縮にも成功しています。
参照元:フレームワークス公式サイト(https://www.frame-wx.com/case-study/)
書籍や雑誌など出版印刷物の納入を手がけている企業における導入事例です。こちらの会社は、現在使用している名寄せ処理(同一届け先指示集約処理)というスタイルを踏襲しつつ製品配送を効率化したいという希望を持っていました。
そこで輸配送管理システムを導入することによって「一次配車」「二次配車」について効率的に計画立案ができるようになったため、無駄や計画のない配車計画が可能になりました。また、一次配車の指示内容より到着日時の算出も可能になり、顧客から寄せられた問い合わせに高い精度での回答ができるようになっています。
参照元:NECソリューションイノベータ株式会社公式サイト(https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/ss/logistics/products/tms/case/case4.html)
新生物流株式会社は出版会社の流通を支える企業として、書籍の入出庫業務、保管ピッキング業務、返品仕分け業務、改装業務、配送業務など、籍に関するトータル物流サービスの提供を行っています。
複数の出版社における多彩な書籍を取り扱っていることから、同社では入庫からWMSによってロケーション管理と保管を実施。顧客からの依頼に応じてピッキングと検品梱包作業を行い、取次店や書店へ出庫する体制が整えられています。このような体制により、日本全国に向けた「本の流通拠点」として顧客から寄せられるニーズに対応。スピーディーなサービス提供を心がけています。
参照元:新生物流株式会社公式サイト(https://shinseilogi.com/publication/)
道路地図や旅行ガイドブックなどで知られる出版社を傘下にもつ旺文社ホールディングスは、月間60万部もの商品を、東西2ヶ所に設置した物流拠点から出荷しています。
各物流拠点は、「保管エリア」と「ピッキングエリア」に分かれていますが、物流・倉庫業務の生産性を追求している点が特徴のクラウド型倉庫管理システムを導入することによって高度な補充量計算を実施。ピッキングエリアにおける在庫切れを最小化することで効率的なピッキング作業につなげています。今後、旺文社ホールディングスではシステムをカスタマイズすることによって、より高度な物流体制を構築していく予定としています。
参照元:株式会社ブライセン公式サイト(https://www.brycen.co.jp/news/2023/ブライセン-昭文社ホールディングス東西2拠点同/)
同人誌、ラノベ、アニメ関連作品の通販サイト「とらのあな通販」を運営する、株式会社虎の穴の導入事例です。同社では、およそ800坪の物流センターを構えていますが、在庫管理の精度が低かったことから、理論在庫と実在庫のズレが頻繁に発生していたこと、紙ベースでの作業を行っていたために出荷効率が悪いなどの課題を抱えていました。
そこで倉庫管理システムを導入したところ、在庫の精度が大幅に向上したとともに、ペーパレス化を実現したことで、作業効率と出荷速度が大幅に改善。さらに出荷量の予測が行えるようになり、人員配置をピーク時の約半分に削減できたなどさまざまな成果が得られています。
参照元:ロジサードZERO公式サイト(https://www.logizard-zero.com/cases/toranoana.html)
医学書を専門として出版を行っている株式会社医学書院の事例です。同社では、旧センターの狭小化に伴って新センターを計画しました。これまで使用していた基幹システムでは、それぞれの倉庫ごとのリアルタイム在庫を管理していなかったことから、システム上の在庫と実在庫の差が発生しており、受注業務に支障が起こっていました。
WMS導入にあたって、現状運用・イレギュラー運用・現状問題点の洗い出しを行った上で業務フロー作成を実施し、運用設計・システム設計を実施。新たなシステムでは新センターおよび本社のWMS端末にて、外部倉庫を含めた複数の倉庫における在庫をリアルタイムで一元管理できるようになりました。
参照元:株式会社清和ビジネス 公式サイト(https://www.mr-butsuryu.com/case/igakusyoin/)
書籍や雑誌などさまざまな出版物を提供している講談社にて、これまで使用してきた在庫拠点の集約に伴い、大規模な物流再編を行うことによって、業務効率改善とコストの削減に取り組んだ事例です。
WMSを導入したことによって、作業進捗状況をリアルタイムで見える化できるようになり、現場にて「どの作業がどこまで進んでいるのか」を見ることができるようになりました。そのため、現場リーダーがフロアに張り付いていなかったとしても作業の遅れなどを把握することが可能になり、必要な場合は協力会社に指示を出すなど迅速に状況に応じた対応ができるようになっています。
参照元:株式会社フレームワークス公式サイト(https://www.frame-wx.com/fwxwp/wp-content/uploads/2020/11/MF_Kodansha_2012.05.pdf)
WMS(倉庫管理システム)と一言で言っても、 会社の規模や業態によって求められる機能は大きく異なります。 このサイトでは、倉庫・工場の規模に応じたおすすめのWMSを紹介します。
フレームワークス
(iWMS® G5)
引用元:フレームワークス公式HP
https://www.frame-wx.com/wms
シーネット
(ci.Himalayas/R2)
引用元:シーネット公式HP
https://www.cross-docking.com/service/wms-standard/
mylogi
(mylogi)
引用元:mylogi公式HP
https://system.mylogi.jp/